射出成形機で性能を実証「コンポジットめっき」

高硬度、耐摩耗性・潤滑性に優れた、自社開発のめっき
「コンポジットめっき」(複合めっき)とは、めっき皮膜中に微粒子を析出させ、めっき皮膜に微粒子の特性を加味させためっきです。
当社「コンポジットめっき」(複合めっき)とは、めっき皮膜が均一で耐食性に優れている無電解ニッケルめっきをベースに高硬度微粒子のSiC(シリコンカーバイド)を均等に析出させた特殊めっきで、硬質クロムめっき、窒化処理と比べて高硬度、潤滑性、耐磨耗性に優れためっきです。

1.めっき皮膜中に微粒子を均一に分散
 ・どんな形状にも皮膜が均一
 ・どんな材質にも対応
 ・必要な厚みを何処にでも
 ・フレッチングコロージョンに強いめっき
 (フレッチングコロージョンとは金属管で衝撃や振動などにより金属の表面に生じる腐食のこと)

2.トータルコスト、中長期的なメリットが大きい
 ・素材加工は一度だけ(表面処理を繰返すだけ)
 ・寿命が長く、長持ち
 ・安価な材料の高品質化
 ・オイルレスでコスト低減

■射出成型機での採用事例

■ 自動車部品での採用事例(HIV大中型トラック用インプットシャフト)

■ 硬度比較

■ 無電解複合めっき(コンポジットめっき)の熱処理と表面硬度の関係

■ スラスト摩耗試験結果

■ 被膜断面の比較

■ 被膜断面の比較(4mm丸ビスへのめっき例)

■ コンポジットめっきの被膜形態

■ 量産化に関する能力